注文住宅の完成見学会で見るべきポイント
2022.11.02
住宅会社ではモデルハウスや完成見学会などその会社が建てたお家を見学できる様々な機会が用意されていますが、家づくり検討者の方に特におすすめなのが完成見学会。
モデルハウスとは違い実際に住むために建てられたお家なので、リアルなサイズ感や間取りや収納の工夫などが参考にでき、自分たちの家づくりに役立つポイントが多くあります。
今回は完成見学会に参加をする際に参考にしたい注意点をご紹介します。
家族構成を確認し、自分たちが住んでみた場合のことをイメージしてみる
完成見学会への一番の参加メリットは、見学することによって図面では分からない具体的なイメージが持てるところです。
例えば、
自分たちがここに住んだ場合に各居室の数や広さは足りているか?
自分たちであればどの程度収納が必要か?
など自分たちが暮らした場合と比較することによって、より自分たちが暮らしやすいと感じるお家のイメージを具体的にすることができます。
特に家族構成が近い場合は、自分たちが持つイメージと照らし合わせやすくなるため家族構成は必ず確認しておくようにしましょう。
ライフスタイルを確認し、暮らしのイメージを広げてみる
規格住宅と違い注文住宅の場合は、自分たちが思い描くライフスタイルに合うお家が建てられるメリットがあります。
そのため注文住宅の完成見学会では様々なライフスタイルのお家を見学できるので、まだイメージするライフスタイルが固まり切っていない場合に、自分たちとは違う暮らし方を参考にすることでイメージを広げることができます。
例えばアウトドアを好む方の建てられたお家を見学することによって、「こういう暮らし方も良いね」と感じるというケースもあるので、完成見学会では施主の趣味やどのようなライフスタイルなのかも確認してみましょう。
その他では間取りや部分的な箇所など細かい箇所も参考にしたいところ。
玄関収納はオープンなのか隠しているのか?
収納量を優先するか使い勝手の良さを重視するか何かと悩んでしまう玄関土間では、扉をして玄関収納を隠しているのか、仕切ることなく玄関収納をオープンにしているのかという点は必ず確認しておきたいポイントです。
例えば、オープンな土間の玄関収納では、綺麗に靴や雨具などをディスプレイすることで、収納が隠れていなくても個性を出すことができ見た目も美しく使うことができます。
ですが、片付けが苦手な家庭においては、住み始めると靴や雨具などといった日常的に使うものの生活感が出やすくなります。
見学会に参加する際は、玄関収納をオープンにしているのか、隠しているのかといった所を目にすることで、施主の家族構成や暮らし方と自分の家庭を比較した際に、どちらが自分たちに合っているのかをイメージしやすくなります。
子ども部屋
最近では子ども部屋を間仕切りせず広く使い、ある程度子どもが大きくなってから間仕切り工事を行う事例も増えてきましたが、完成見学会では様々なケースを見学することができるので、現在の自分たちの暮らし方であれば間仕切りをしない方が良いのか、それとも早い段階で将来を見据えて間仕切りをしておくべきなのか実際の事例を見て自分たちにはどちらが合うかを考えてみましょう。
両方のタイプを見て自分の家庭に合っているものを判断することで、長きにわたって満足度の高い暮らしができるようになります。(納得のいく使い方ができます。)
動線の繋がり
毎日の生活でどのような工夫がされている動線かという点は、家を建ててからの生活の不便さを感じないためにも、見学会で注目するべきポイントです。
例えば、女性が最も参考にしたい家事動線では、キッチンから洗面へのコンパクトな動線や、キッチン周りの回遊性など実際にその場に立つことで、自分にとってよりリアルに使い勝手の良い家事動線をイメージすることができます。
このように完成見学会では自分たちが描く暮らしのイメージや、部分的に活かせるたくさんの事例を見ることができます。
実際に建てられたお家を体感する事で、写真では見つからない多くの発見ができますので、ぜひ完成見学会に参加してみましょう。
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