家事動線が良い注文住宅事例
2022.08.01
一戸建てを検討する際に、女性であればまず考えるのが「家事動線」。
なるべく家事にかかる時間を軽減するために「どんな間取りにしようか?」「収納はどうしよう?」と様々なことを検討されるはず。
家事動線を考える際は、間取りを考える前に「普段の時間の流れを整理すること」が大切。
起床してすぐにキッチンに立つのか、料理をしながら朝の内に洗濯を済ますのかなどなどそれぞれのご家庭によってルーティンは異なるはずですが、まずはご自身のルーティンを整理し、それに合わせて設計者へ間取りの設計を依頼するようにしましょう。
今回はこれまで当社で手掛けた家事動線の良い事例をご紹介しますので、ぜひ家事動線の検討材料にしてみてください。
お料理・洗う・干す・仕舞うまでをコンパクトに
家事にかける時間を短くする基本は、移動をしやすく、移動時間を短くすることです。そして更に快適な家事動線を設計するのであれば作業がしやすいことも考慮しておくとベストです。
こちらの事例では、キッチンから洗面浴室、サンルームまでの移動をスムーズにできるよう配置するだけではなく、ユーティリティールームを設けています。
ユーティリティールームがあることで、洗濯し終わった物のアイロン掛けや、整理までしやすく、移動時間の短縮だけではなく、広いスペースで作業が出来るため、より効率的な家事動線となります。
「ながら」家事ができる一直線型
家事時間の無駄をなくすためには、家事をひとつずつしなければならない動線設計ではなく、複数の家事を同時進行で行える設計になっているのがベスト。
例えば、洗濯機を回している間に料理をし、料理の空いた時間で、洗濯物を干すといったように、家事の待ち時間が発生しないように他の家事を並行して行えるような設計であればかなり無駄を省くことができます。
今回の事例ではキッチンと洗面浴室を一直線に配置することで、移動が最短で出来るため時短に繋がり、「ながら」家事ができるように設計。
また、キッチンの横には階段を設置しているので、2階にもすぐ上がれることや、階段下の畳コーナーはキッチンから目の届く場所に配置されているので、家事をしながらでも小さなお子様に目が届く安心設計になっています。
広くて、作業時間も短く出来るL型キッチン
通常L型キッチンはスペースを広く取ってしまうため、家全体でキッチンに割くスペースが広くなり、なかなか取り入れるのが難しいですが、こちらの事例ではL型キッチンをコンパクトにまとめることで割くスペースを抑え、うまく間取りの中に収めることができました。
キャビネットが2つあるので調理スペースを広く使うことができ、コンロとシンクが背面に設置できるので動線も短くなるのが特徴です。
また、L字の角に家電を置くことができるため、家電棚が不要となっていて、窓から明かりが取れるようにといった生活に便利な工夫がされています。
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