土地探し 学区のこだわり
2025.11.21
先日、お客様と土地探しのヒアリングをしていた際、
お子さんの学区の話しになりました。

今通っている保育園から同じ地区の小学校に進む友達が多いので、
同じ小学校に通わせてあげたいとのこと。
離れ離れになったら可哀想だし、
新しい友達ができるか心配もあるようです。

確かにその気持ち、わかります!
でも、その地区は土地価格がかなり高額で、
しかも土地情報が少ないこともあり、
現実的にはその地区で家を建てるのは難しいとの結論になりました。
そこで、小学校に入学するタイミングであれば、
そこまで気にする必要はないのでは?
とお伝えしました。
というのも、我が家の話しになりますが、
娘の保育園を選ぶ際、
お迎えの時間のこともあって、
近所の保育園ではなく自宅と会社の途中にある保育園を選びました。

保育園には生後10ヶ月から通い、
卒園の際には仲の良い友達たちと離れ離れになるのが寂しくて、
ちょっと落ち込んだりもしましたが、
意外とすぐに立ち直っていました。
そして小学校に入学してみると、同じ保育園からは娘しかいなくて、
最初は不安な様子でした。
それが今年の4月の話しです。

今1年生ですが、入学後すぐにクラスに仲の良い友達もできて、
毎日楽しそうに小学校に通っています。
子供の適応力ってすごいですね!
そういう私も父が転勤族だったため、転校の多い子供でした。
東京で生まれて3歳の時に愛知県名古屋市に引っ越しました。
名古屋市の幼稚園を卒園し、東京都小平市の小学校に入学。
3年生になるタイミングで千葉県船橋市の小学校に転校。
さらに4年生の途中で千葉県柏市に転校。
そのまま柏市の小学校を卒業し、同じ地区の中学校に入学しましたが、
3年生になるタイミングで北海道札幌市に転校。
そして札幌市の高校に入学して卒業後、埼玉県草加市の大学に入学しました。
小学校3つ、中学校2つ。
それでも各地で友達ができて楽しく過ごせました😊
子供のことを想うなら、
「かわいい子には旅をさせよ」
(※親が愛する我が子をあえて厳しい環境に置くことで、その子の成長を促すという意味)
という考え方も必要かもしれません。
そして、何回も引っ越しを経験してきたからこそ言えるのは
「住めば都」
(※どんな場所でも住み慣れるとそこが居心地よく感じられるという意味)
ということです。
土地を探す場合、
学区の関係(受験や習い事など)でどうしてもその地区じゃないと駄目!
という方以外は、子供の学区が変わってしまったとしても
少しエリアを拡げてみることをお勧めしています。
というのも、通学は小学校入学から中学校卒業まで9年間ですが、
その場所での暮らしはその後もずっと続いていくからです。
学区を優先しすぎて、例えば土地の広さや周辺環境など、
自力で変えることができない部分を妥協してしまうと、
暮らしそのものに支障が出てきてしまったり、
子供の卒業後にじわじわと後悔してしまう…
なんてこともあるかもしれません。
土地からお探しの方、お気軽にお声がけくださいね。
高田
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