室温18℃、満たしていますか?
2024.12.06
12月に入り、朝晩もいよいよ本格的に寒くなってきましたね。
しか〜し
コラボハウスの家は東北や北海道並みの断熱性能が標準になっているので、
外気温が低くなってきても室温はそこまで下がりません。
ちなみに今朝の外気温は6℃でしたが、我が家の室温は19.6℃でした。
日本の家は昔から、こたつやストーブで局所的に暖房するのが一般的で、
必要最低限の暖が取れれば、あとは堪え忍ぶというスタイルでした。
それに比べてヨーロッパでは、
暖かい室温は基本的人権として守られなければならないという考えで、
イギリスやドイツ、スウェーデンなどでは国によって多少違うものの、
冬場の室温が18℃以上になるよう義務付けられています。
賃貸物件ですら18℃以上に保つことのできない物件は貸すことができず、
改修や解体命令が出されたりすることもあるそうです。
WHO(世界保健機構)でも2018年に、
「住まいと健康に関するガイドライン」の中で、
室内の冷えが人体に大きな影響を与えるとして、
寒い時期の室温は18℃以上という基準を提唱しています。
なぜ18℃なのでしょう?
これをご覧ください。
これを見てわかるように、室温が18℃以下になってくると、
各種疾患のリスクが高まってくるのです。
そして室温が低くなればなるほど、さらに健康リスクは高まってきます。
日本では、ヒートショック(脱衣所や浴槽、トイレなど室温の変化によって血圧が急激に変化し意識を失う症状)で亡くなる方が、
交通事故で亡くなる方の約3倍です。
世界的に見ても日本の溺死死亡者数は異常な程多いのがわかります。
あなたのお家は室温18℃、満たしてますか?
高田
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