サッシの種類
2023.10.31
コラボハウスでは、樹脂サッシが標準仕様になっていますが、そもそも「サッシ」って何のことだかご存知ですか?
結構、勘違いしやすいのですが、サッシとは窓のことではなく、「窓枠」のことを言います。
ですので「樹脂サッシ」とは、窓枠が樹脂製のモノ、ということになります。
では、サッシにはどんな種類があるのでしょうか?
・アルミサッシ
・樹脂サッシ
・複合サッシ
・木製サッシ
これだけあります。
ちなみに価格はアルミサッシが一番安く、木製サッシがもっとも高額になります。
それぞれの特徴を簡単にご紹介しますね。
・アルミサッシ
現在、日本ではもっとも多く使われているサッシ。
加工も簡単で費用的にも一番安いです。
耐久性は高いですが、金属なので熱を通しやすく、断熱効果は期待できません。
冬は結露が発生します。
・樹脂サッシ
樹脂はアルミに比べて熱を1/1000しか通さないので、何といっても断熱性は抜群です。
断熱性が高いので外気との気温差で生じる結露も発生しません。
費用はアルミサッシに比べて割高になります。
耐用年数は50年ほどです。
・複合サッシ
アルミと樹脂の素材の利点をそれぞれ活かしたサッシです。
室内側に樹脂を使い断熱性を高め、室外側にアルミを使い耐久性を確保しています。
アルミより遥かに断熱性は高まりますが、樹脂サッシに比べると見劣りし、結露が発生することもあります。
・木製サッシ
断熱性は樹脂サッシよりも高く、見た目もあたたかい風合いが魅力です。
費用的には樹脂サッシより割高になります。
耐久性は100年ほどと言われていますが、しっかりメンテナンスをすればという条件付きになります。
ウッドデッキもそうですが、塗装がはげてきたまま放置していると、そこから腐食耐性が低下してしまいます。
定期的なお手入れ(再塗装)が必要になります。
それぞれのサッシの性能はこんな感じになってます。
(注)熱貫流率は、複層ガラス+10mm以上厚で計算(出典:YKKAP 開口部の仕様別熱貫流率とYKKAP対象製品一覧)
以上のことから、コラボハウスでは樹脂サッシを標準仕様にしていますが、最近、お客様から木製サッシのことを聞かれることも増えてきました。
お手入れなどしっかり続けていけば、木製サッシが一番耐用年数が長いと言われています。
メンテナンスの手間と費用対効果を考えてみて、それでも木製サッシにしたい!という場合は、コラボハウスでも木製サッシを取り扱うことができますので、お申し付けください。
高田
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