注文住宅の間取りに悩んだら
2023.02.03
間取り決めは今後の暮らしに直接的に影響するため、「せっかく注文住宅で家づくりするのなら、自分たちの要望を叶え、とことん納得できる家づくりをしたい!」と考え、そのために自分たちで情報収集を行い、さまざまな事例を参考にしながら間取りを考えたいと思う方も多いでしょう。
ですが、自分たちの要望全てを決められた土地の中で、取り入れようとすると、意外とイメージ通りにならないことが多く、間取りについて悩まされることがあります。
今回は注文住宅の間取りで悩んだ際に、自分たちが納得できる間取りにしていくためには、どのように決めていくことが必要なのかをご紹介します。
間取りの決め方が昔と比べ変わっている
当社でも注文住宅の間取りを決める際、昔は打ち合わせの際に、お客様から参考イメージとして見せていただくものといえば、住宅雑誌のスクラップがほとんどでしたが、最近ではほとんどのお客様がSNSの写真を参考イメージに持ってこられることが多いです。
また、写真でビジュアルを伝えることができるため、自分たちのイメージが住宅会社のスタッフにも伝わり易く、住宅会社側としても、お客様のイメージを掴みやすいので、自分たちの意見を取り入れるためには欠かせないものとなりました。
SNSでの情報収集の注意点
空き時間に簡単に情報収集することができるSNSですが、便利な反面、「あれもいい!これも真似したい!」となってしまいやすく、部分的に良いところばかりに目が行き過ぎてしまうため、元々の設計の目的がみえなくなるケースがあるため、使い方には注意が必要です。
こういったケースのほとんどが、
「でも、この写真の通りやりたいことを全部やろうとしてしまうと、そもそも最初にしたかった動線が成り立たなくなってしまいますね・・・」
なんてことになってしまいます。
こうなるともう頭の中はぐちゃぐちゃになってしまうので、間取りやインテリアが全く前に進まないということに陥りやすくなってしまいます。
間取りに悩まされないたったひとつの方法とは
頭の中を整理するためには、まずは下記のポイントが抑えられているかを確認しましょう。
「現在の暮らしはどのような不満を抱え、新しい暮らしでは何を解消したいのか」
実は難しい考えは必要なく、この部分だけを必ずブレないように抑えておくことが大切なのです。
逆に言うとこの部分さえしっかりしておけば、後は自由に考えることができます。
間取りに悩まされている方の多くは、「自分たちの暮らしを振り返り、今後どのようにしたいのかを考えていない場合」や、「今後の暮らしを決めたが、あれこれ真似したい!などと途中でブレが出てしまう場合」のどちらかだと思います。
そのため、まずは「現在の暮らしの課題」と、「新しい暮らしで解決したい点」を明確にしてから、間取り決めを行っていくという順序がとても大切なのです。
自分たちの暮らし方が決まれば、その暮らしにあった取り入れたい間取りやインテリアはどういったものが近いか明確になり、間取り決めがスムーズに進み出します。
この2つのポイントを必ず抑えた設計で間取りを決めていくことで、注文住宅での間取りの悩みのほとんどは解決できるので、是非間取りに悩まれた際には、一度参考にしてみてください。
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