注文住宅の内装費用の抑え方
2023.01.09
注文住宅は規格住宅と異なり、思い描く通りのお家が建てられるメリットがありますが、その反面で予算オーバーしやすいというデメリットも。
「間取りや建材など取り入れたいことを全て選んでいき、いざ見積りをお願いしてみると、かなり予算と掛け離れていたので、色々と諦めないといけない・・・」というのは誰もが通る道です。
今回はそのような場合になるべく希望を叶えつつ上手にコストダウンを行う方法をご紹介します。
使用する材料を減らす
見積もりの段階で予算オーバーとなった際、コストを抑えて他でグレードを上げたいなど、費用を調整する場合はさまざまありますが、まず初めに意識すると良いのが、シンプルに使用する材料を減らすことです。
使用する材料が減ることで、材料にかかる費用を抑えることができる為、注文住宅のコストダウンを行う上では、必ず意識しておきたいポイントです。
では、どういった場所の材料をどのような形で減らすことで、効果的にコストダウンを行うことができるのかをみていきましょう。
・建具を減らす
最もコストダウンしやすいのが使用する建具の数をなるべく減らすこと。1つだけでは大きなコストダウンにはなりませんが、なるべく多く減らす工夫をすることで、コストダウンできる箇所が積み重なり、最終的にはまとまったコストダウンに繋がります。
・凹凸のある壁や、壁面の数を減らす
凹凸のある間取りや、壁面の数を減らすことで、壁材の費用を抑えることができます。
間取り決めの段階で、なるべく壁面が凸凹しないようにして、無駄な壁をなくすことを意識しておくと、費用を抑えることができます。
・間仕切りをなくす
部屋を仕切る間仕切りをなくすことで、建具にかかる費用を抑えることができるため、コストダウンを図ることができます。
・ロールスクリーンを上手に活用する
なくした間仕切り扉にロールスクリーンや、パーテーションウォールといったものを活用することで、内装費を抑えることができます。
・収納の数を減らすことや、収納扉をなくし見せる収納にする
一般的に収納の数が多くなると、収納を作るための建具や、収納扉などが必要となるため、コストが高くなってしまいます。
収納扉をなくすことで、通常取り付ける扉にかかる費用を抑えることができます。収納にはカゴなどを積極的に活用し、「見せる収納」を取り入れることもコストダウンの方法です。
部分的に無垢材を使い分ける
当社では全て無垢材を使用しているため合板を使用しているお家に比べコストがかかってしまいがちですが、無垢材も種類によって価格が違うため、場所ごとに無垢材を使い分けるのもコストダウンの方法としておすすめ。
例えばウォールナットは、クルミ科の広葉樹のことで、色味の濃いシックな雰囲気のある木材として根強い人気があります。
特徴として「衝撃に強い」「加工後の狂いが少ない」「高級感がある」といったことが挙げられますが、無垢材の中ではコストが高め。
そのため内装費用を抑えるためには、このような無垢材は1階部分に使い、2階部分にはパイン材などを使い分けることによってコストを抑えることができます。
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