ローコスト注文住宅の注意点
2022.02.01
一般的な価格より安価で建てられる注文住宅のことを指すローコスト住宅。
家を建ててから長期間住宅ローンを払っていくことを考えると、なるべく費用は抑えたいと考え、ローコスト住宅に目が行きがちな方も多いと思いますので、今回はローコスト住宅を検討する際の注意点をご紹介していきます。
記載されている本体価格のからくり
ローコスト住宅は本体価格のみを宣伝している場合がほとんどで、本体価格に含める項目には特にルールが無いため、住宅会社によってその項目はそれぞれ異なります。
例えば、一般的な住宅会社では本体価格に計上している現場管理などの費用を本体価格に含めていないケースです。
これらを諸経費に回すことで、後になって追加で費用がかかってくる場合が多く、総額で見た時に他社の方が安かったと、契約後に後悔してしまうことがあります。住宅会社を選ぶ際には本体価格だけでなく、総額でいくらになるかまでをきちんと把握しておかなければなりません。
標準仕様の内容が誇張されている
標準仕様というのは一般的には当たり前な機能のことを指しますが、住宅会社によってはお客様に知識が無いことを逆手に取った表現をしていることもあります。
具体的には、高断熱や高気密・ペアガラスなどといった具体的な性能が素人には分かりにくい所を、いかにも性能が良さそうに見える広告表現をしていることや、多くのオプションが標準仕様として付いているかのような表現をすることで、お客様がお得感を感じるような作りになっていることがあります。
実際に住宅関係の知識のある人が見れば、一般的な仕様の場合が多くあるため、他社との比較検討をすることが重要となります。
自由度が低い
ローコスト住宅では規格化されている商品がほとんどなので、細かい部分での仕様変更や自由が効かないことがあります。
自分たちが希望する間取りや、建材選びなどもある程度の自由度のある注文住宅を希望していたのに、実際に打ち合わせを進めていくと出来ないことの方も多く、建てる家が全く希望通りにならない場合もあるため、家を建てることにこだわりが強い人にはあまり向いていません。
注意点を把握した上で検討をしましょう。
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