柿渋
2024.12.13
「柿渋」とは、青い未熟な柿(渋柿)をつぶし、圧搾してできた汁を発酵させたものです。
柿タンニンが主成分の柿渋は、防水・防腐剤として古くは平安時代末期から塗料として
使われていたと言われています。
生活の中では、桶や樽、うちわ、家の柱などを長持ちさせるために使用され、
産業としては、金箔の打紙、漁網、番傘など強度を増す目的にも使用されてきました。
無添加住宅では、この柿渋を塗装した床材「アカシア柿渋塗装」もあります。
長く変わらぬ美しさで自然塗料ならではの風合いを感じていただけます。
自分で柿渋を塗装することも簡単にできます!
先日、自分で作った息子用のバット置きに塗装してみました。
引渡しの際にお渡ししているお手入れセットに入っていた柿渋を使用。
木材の種類は、建具やキャビネット、床材などに使用しているシンゴン。
一回塗ったあと乾かし、2回塗装が終わった状態。
完全に乾いたら完成。少し薄めですが良い感じになりました。
今回使用した柿渋は、古いタイプで独特の臭いがしたため作業中は少し苦痛でした。
(完全に乾いたら臭いは感じなくなるので大丈夫です)
最新の柿渋は、無臭タイプになっているので心配なく使えます!
無添加住宅で使用している素材は、自分でDIYやお手入れができる部分も
良いところだと思っています。
内田
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